S&Pが中国国債の長期信用格付け見通しを"negative"へ変更しました。これは来年までに現在の格付けである"ダブルAマイナス=AA-"(上から4番目)を格下げする可能性を示唆しており、今月初旬にMoody'sが格下げを行った動きに続くものです。理由は、債務増大と経済改革への取り組みが想定よりも進んでいないためで、また中国国内から莫大な資金が引き上げられている事もその理由の1つです。
中国政府の債務は経済の大きさに比例して増えています。また低成長になる程それを相殺させようと政治家が銀行へ貸し出しを増やすように働きかけていますが、これは短期的にはGDPの拡大をもたらしますが、長期に亘って債務増大をもたらす事になります。S&Pは、「もし中国政府が6.5%以上の安定した経済成長を遂げようと急速に債務を増やそうとすれは格下げに動く事になる」とコメントしています。
2016年3月31日木曜日
2016年3月30日水曜日
インドにおける石油事情
India to OPEC: We'll take that extra oil you're pumping - March 30, 2016
インドは今高成長に沸いています。2016年の経済成長率は7%を超え、中国の成長率を上回ると予想されています。そのため原油需要の拡大も続いていますが、自国での産出量は僅かのためその大部分を輸入に頼らざるを得ません。またこれまで戦略備蓄も十分ではありませんでした。しかしそういった問題を是正するため、2016年度予算案ではインド国内で石油を貯蔵し販売した外資企業への所得を一定条件下で免税する事を認めており、また原油の地下貯蔵施設の建設も進められています。
インドの原油輸入量は現在世界第3位(1位米国・2位中国・4位日本)です。国際エネルギー機関IEAによると原油依存度は2010年の73%から2035年には92%に上昇すると予測されており、インドにとてエネルギー保障は重要な問題です。
既に国営企業を通じて戦略備蓄施設の1つが稼働しており、国内消費量の12日分に当たる5.3百万メートルトンの原油を貯蔵しています。他の3施設も今春より操業開始する予定で、それにより更に28日分が加わる事になります。
インドの原油輸入量の86%はOPEC諸国からであり、戦略備蓄においても主にOPECで産出された原油が使われる事になります。
⇒http://money.cnn.com/2016/03/30/investing/india-strategic-petroleum-reserve-opec/index.html?iid=hp-toplead-intl
インドは今高成長に沸いています。2016年の経済成長率は7%を超え、中国の成長率を上回ると予想されています。そのため原油需要の拡大も続いていますが、自国での産出量は僅かのためその大部分を輸入に頼らざるを得ません。またこれまで戦略備蓄も十分ではありませんでした。しかしそういった問題を是正するため、2016年度予算案ではインド国内で石油を貯蔵し販売した外資企業への所得を一定条件下で免税する事を認めており、また原油の地下貯蔵施設の建設も進められています。
インドの原油輸入量は現在世界第3位(1位米国・2位中国・4位日本)です。国際エネルギー機関IEAによると原油依存度は2010年の73%から2035年には92%に上昇すると予測されており、インドにとてエネルギー保障は重要な問題です。
既に国営企業を通じて戦略備蓄施設の1つが稼働しており、国内消費量の12日分に当たる5.3百万メートルトンの原油を貯蔵しています。他の3施設も今春より操業開始する予定で、それにより更に28日分が加わる事になります。
インドの原油輸入量の86%はOPEC諸国からであり、戦略備蓄においても主にOPECで産出された原油が使われる事になります。
⇒http://money.cnn.com/2016/03/30/investing/india-strategic-petroleum-reserve-opec/index.html?iid=hp-toplead-intl
2016年3月27日日曜日
クロス取引で株主優待をタダ取り!!
いよいよ明日は3月配当&優待銘柄の権利付き最終日。3月末が権利確定日の銘柄は、28日(月)までに株を購入し大引けまで保有すれば株主の権利を取得でき、配当金と株主優待を受ける事が出来ます。
ただ「株を売ろうと思っていたけど、折角だから配当と優待を貰ってから・・」と考えている人は、権利付最終日以降に売却を検討する事になるので、例年権利落ち日は株価も値下がりする傾向にあります。そのため、優待取りのために株を購入する事には「株主優待を得るためには株主になったものの、株価の値下がりにより株主優待以上の損失が発生した・・」というリスクがあります。
その株価の値下がりリスクを回避し、優待だけを得る方法が"クロス取引"です。方法は、権利付最終日に現物買をして、同値で信用売を同じ株数両建てする事です。株価が値下がりすれば空売りした分が利益となり、株価が上昇すれば現物買した分が利益となるので、株価の変動リスクを固定し株主優待の権利だけを取得できるという方法です。別々に"現物買"と"信用売"を入れるとそこでも微妙に値段の差が出てしまうと思うので、確実に両方の値段を揃えたい時は前場や後場の寄付前に「成行」で注文すれば、同値で両方の取引が成立します。
ただ1つだけ注意が必要なのは、信用売にかかる"逆日歩"です。これは信用売が増えた事で株が不足した際に掛かる費用で、売りに対して買いが少なくなればなるほど逆日歩は大きくなります。そのため優待取りのクロス取引のために空売りが増えると優待以上の損失を被る事も。過去には9681東京ドームや9861吉野家HDでも悲劇が・・ ただ、「逆日歩がいくらになる」とか「どの銘柄なら安全」といった事は正確には分からないのである程度の割り切りも必要になります。また現物分だけなら受け取れるはずの配当金も、空売り分で相殺されるので実質受け取れない点も注意が必要です。
ただ「株を売ろうと思っていたけど、折角だから配当と優待を貰ってから・・」と考えている人は、権利付最終日以降に売却を検討する事になるので、例年権利落ち日は株価も値下がりする傾向にあります。そのため、優待取りのために株を購入する事には「株主優待を得るためには株主になったものの、株価の値下がりにより株主優待以上の損失が発生した・・」というリスクがあります。
ただ1つだけ注意が必要なのは、信用売にかかる"逆日歩"です。これは信用売が増えた事で株が不足した際に掛かる費用で、売りに対して買いが少なくなればなるほど逆日歩は大きくなります。そのため優待取りのクロス取引のために空売りが増えると優待以上の損失を被る事も。過去には9681東京ドームや9861吉野家HDでも悲劇が・・ ただ、「逆日歩がいくらになる」とか「どの銘柄なら安全」といった事は正確には分からないのである程度の割り切りも必要になります。また現物分だけなら受け取れるはずの配当金も、空売り分で相殺されるので実質受け取れない点も注意が必要です。
2016年3月26日土曜日
突出するアメリカの銃問題~世界各国との比較
Guns in America vs. The rest of the world
CNNMoneyからの紹介です。
1.銃の数(100人当たり)
・日本 0.6
・英国 6.2
・豪州 15
・独国 30.3
・スイス 45.7
・米国 88.9
世界人口に占める米国人の割合は5%ですが、銃の総数に占める米国の割合は35~50%と言われています。
2.大量殺人(4人以上の人間が無差別に殺害)
1997年以降に発生した大量殺人の数
・日本 0
・豪州 0
・英国 1
・独国 3
・スイス 3
・米国 51
3.銃による殺人(1000万人当たりの数)
1997年以降に発生した大量殺人の数
・日本 1
・英国 6
・独国 7
・豪州 13
・スイス 26
・米国 401
アメリカでは1997年以降、銃殺人で死亡した人は54万人にもなります。
⇒http://money.cnn.com/video/news/2015/10/02/united-states-gun-violence-vs-the-world.cnnmoney/index.html?iid=ob_hp_video&iid=obnetwork
CNNMoneyからの紹介です。
1.銃の数(100人当たり)
・日本 0.6
・英国 6.2
・豪州 15
・独国 30.3
・スイス 45.7
・米国 88.9
世界人口に占める米国人の割合は5%ですが、銃の総数に占める米国の割合は35~50%と言われています。
2.大量殺人(4人以上の人間が無差別に殺害)
1997年以降に発生した大量殺人の数
・日本 0
・豪州 0
・英国 1
・独国 3
・スイス 3
・米国 51
3.銃による殺人(1000万人当たりの数)
1997年以降に発生した大量殺人の数
・日本 1
・英国 6
・独国 7
・豪州 13
・スイス 26
・米国 401
アメリカでは1997年以降、銃殺人で死亡した人は54万人にもなります。
⇒http://money.cnn.com/video/news/2015/10/02/united-states-gun-violence-vs-the-world.cnnmoney/index.html?iid=ob_hp_video&iid=obnetwork
アメリカ企業の社債格付けは危機的な水準へ!!
Junk territory: U.S. corporate debt ratings near 15-year low - March 24, 2016
S&Pにより付与されている社債の格付けの平均値が15年振りの低水準となる"BB(≒ハイイールド債high yield bond、ジャンク級債)"となりました。これは金融危機後の2008年・2009年時をも下回ります。
既にエネルギーセクターにおいては原油価格の下落によりデフォルトの懸念が高まっていますが、SoleraやiHeartといったテクノロジー企業やメディア企業も今年に入って格下げされています。S&Pはここ4年初めて債権市場で資金調達する企業の75%に"B(single B)"の格付けを付与しており、これは「将来的にデフォルトとなる可能性がある」と定義される"CCC(triple C)"よりも1ノッチだけ高い水準となります。
"B(single B)"を付与されている企業はPF Chang'sやToys R US、Men's Wearhouse等ですが、この事はこういった企業が直ぐデフォルトに陥る事を意味するものではありません。債券市場でなぜこのように低格付けの企業が急増しているかと言うと、資金調達のし易さに原因があると考えられていますが、なぜこのような事態が起こっているのかいくつか理由をお示しします。
1.Fed連邦準備制度理事会で2008年に"ゼロ金利"に近い政策が取られてから、超低金利の環境を作り上げてきた。
2.投資家は米国債のような利益を生まない安全資産から、高いリターンが期待出来る低格付けの社債(=ハイイールド債high yield bond)へと資金を向けている。
3.それにより、低格付けの企業が資本市場から低コストで資金調達する事がより容易になった。
しかし、Fedが少しずつ米ドルの利上げに動いている事と、今後の世界経済への暗い見通し、コモディティ価格の低迷により、社債の返済に苦労する企業も現れると考えられており、これまでのようなハイイールド債への投資は減少しています。
⇒http://money.cnn.com/2016/03/24/investing/us-corporate-debt-rating-junk-15-year-low/index.html
S&Pにより付与されている社債の格付けの平均値が15年振りの低水準となる"BB(≒ハイイールド債high yield bond、ジャンク級債)"となりました。これは金融危機後の2008年・2009年時をも下回ります。
既にエネルギーセクターにおいては原油価格の下落によりデフォルトの懸念が高まっていますが、SoleraやiHeartといったテクノロジー企業やメディア企業も今年に入って格下げされています。S&Pはここ4年初めて債権市場で資金調達する企業の75%に"B(single B)"の格付けを付与しており、これは「将来的にデフォルトとなる可能性がある」と定義される"CCC(triple C)"よりも1ノッチだけ高い水準となります。
"B(single B)"を付与されている企業はPF Chang'sやToys R US、Men's Wearhouse等ですが、この事はこういった企業が直ぐデフォルトに陥る事を意味するものではありません。債券市場でなぜこのように低格付けの企業が急増しているかと言うと、資金調達のし易さに原因があると考えられていますが、なぜこのような事態が起こっているのかいくつか理由をお示しします。
1.Fed連邦準備制度理事会で2008年に"ゼロ金利"に近い政策が取られてから、超低金利の環境を作り上げてきた。
2.投資家は米国債のような利益を生まない安全資産から、高いリターンが期待出来る低格付けの社債(=ハイイールド債high yield bond)へと資金を向けている。
3.それにより、低格付けの企業が資本市場から低コストで資金調達する事がより容易になった。
しかし、Fedが少しずつ米ドルの利上げに動いている事と、今後の世界経済への暗い見通し、コモディティ価格の低迷により、社債の返済に苦労する企業も現れると考えられており、これまでのようなハイイールド債への投資は減少しています。
⇒http://money.cnn.com/2016/03/24/investing/us-corporate-debt-rating-junk-15-year-low/index.html
金価格は今後上昇する見通し!!1オンス1,350ドルへ
Investors are still betting big on gold. What do they know that you don't? - March 25, 2016
金は安定資産と見なされており、ドルの代替商品としても性格も持ち合わせています。そのため金価格は米ドルやリスク商品とは逆相関の関係にあり、一般的にはリスク回避で株安や円高が進むような場面で金価格は上昇します。ところが、最近株式市場が立ち直りを見せる中でも今後の金価格上昇を見込む投資家が増えています。
バンクオブアメリカ・メリルリンチによると、過去11週で134億ドルもの資金が金市場に流れ込込み、これ程資金流入が続くのは2009年の金融危機以降で初めてとなります。この事は多くの投資家が、NYダウは2月11日の安値から2,000ドル近く上昇する等株式市場が落ち着き、また原油価格もリバウンドを見せる中でも、金価格の上昇を見込んでいる事を示唆しています。これは"将来の不確実性"や"予期せぬ事態"を懸念した動きであると、バークレイズのKevin Norrish氏はレポートしています。
その投資家が懸念する"予期せぬ事態"とは、まず今年後半にも訪れるFRBによる米ドル・利上げによるボラティリティの増大と、日欧で導入されているマイナス金利の影響が予測出来ない点です。そしてもう1つ金価格を押し上げる要因が"スタグフレーション"です。スタグフレーションとは不況であるにも関わらず物価が上がり続ける状態で、石油危機により1970年代のアメリカで起っています。
スタグフレーションはまだ差し迫ったリスクとは考えられていませんが、徐々にその危険性は高まっています。スタグフレーションの間は低成長と株価低迷、原油や金といたコモディティの上昇が見込まれます。Capital Economicsのアナリストによると、金価格は年内現在よりも10%高い1オンス1,350ドルに達するとレポートしています。
⇒http://money.cnn.com/2016/03/25/investing/gold-buying-like-2009-financial-crisis/index.html?iid=hp-toplead-intl
金は安定資産と見なされており、ドルの代替商品としても性格も持ち合わせています。そのため金価格は米ドルやリスク商品とは逆相関の関係にあり、一般的にはリスク回避で株安や円高が進むような場面で金価格は上昇します。ところが、最近株式市場が立ち直りを見せる中でも今後の金価格上昇を見込む投資家が増えています。
バンクオブアメリカ・メリルリンチによると、過去11週で134億ドルもの資金が金市場に流れ込込み、これ程資金流入が続くのは2009年の金融危機以降で初めてとなります。この事は多くの投資家が、NYダウは2月11日の安値から2,000ドル近く上昇する等株式市場が落ち着き、また原油価格もリバウンドを見せる中でも、金価格の上昇を見込んでいる事を示唆しています。これは"将来の不確実性"や"予期せぬ事態"を懸念した動きであると、バークレイズのKevin Norrish氏はレポートしています。
その投資家が懸念する"予期せぬ事態"とは、まず今年後半にも訪れるFRBによる米ドル・利上げによるボラティリティの増大と、日欧で導入されているマイナス金利の影響が予測出来ない点です。そしてもう1つ金価格を押し上げる要因が"スタグフレーション"です。スタグフレーションとは不況であるにも関わらず物価が上がり続ける状態で、石油危機により1970年代のアメリカで起っています。
スタグフレーションはまだ差し迫ったリスクとは考えられていませんが、徐々にその危険性は高まっています。スタグフレーションの間は低成長と株価低迷、原油や金といたコモディティの上昇が見込まれます。Capital Economicsのアナリストによると、金価格は年内現在よりも10%高い1オンス1,350ドルに達するとレポートしています。
⇒http://money.cnn.com/2016/03/25/investing/gold-buying-like-2009-financial-crisis/index.html?iid=hp-toplead-intl
2016年3月24日木曜日
自宅でパンプキンスパイスラテ!スタバからKカップ登場予定!!
Starbucks launches Pumpkin Spice K-cups - March 24, 2016
スタバの季節限定商品の中でも特に注目度の高かったパンプキンスパイスラテ=通称"PSL"(日本では2006年に発売されたもののその後は未発売・・)が今秋Kカップで登場するそうです。
Kカップは、キューリグ・グリーン・マウンテ社のコーヒーマシンであるキューリグ向けに作られたコーヒーやラテのカプセルで、これまでも様々な種類が発売されています。
PSLはこれまで日本未発売でしたが、amazonなどで購入する事が出来るようになりそう!!
⇒http://money.cnn.com/2016/03/24/news/companies/starbucks-pumpkin-spice-k-cup/index.html
スタバの季節限定商品の中でも特に注目度の高かったパンプキンスパイスラテ=通称"PSL"(日本では2006年に発売されたもののその後は未発売・・)が今秋Kカップで登場するそうです。
Kカップは、キューリグ・グリーン・マウンテ社のコーヒーマシンであるキューリグ向けに作られたコーヒーやラテのカプセルで、これまでも様々な種類が発売されています。
PSLはこれまで日本未発売でしたが、amazonなどで購入する事が出来るようになりそう!!
⇒http://money.cnn.com/2016/03/24/news/companies/starbucks-pumpkin-spice-k-cup/index.html
2016年3月22日火曜日
EU離脱の代償・・英国は100万人の雇用喪失へ
Leaving EU could cost U.K. almost one million jobs, industry lobby warns - March 21, 2016
英国では6月23日にEU離脱(=Brexit)か残留かを決定する国民投票が実施される予定です。欧州第2位の経済大国である英国はその問題で意見が割れており、多くはまだどちらに投票するか決めていません。キャメロン首相とその閣僚は現在、「残留によって得られるメリットは不利益を上回る」と残留に向けてのキャンペーンを実施しています。その支持者の1つが、700万人を雇用する170,000社を代表する経営者団体である英国産業連盟(CBI)です。
月曜日にそのCBIから"EU離脱によって英国は2020年までに1440億ドルの経済損失を被り95万人の雇用喪失がもたらされる"との報告書が発表され、「EU離脱は英国経済に深刻な打撃を与えるだろう」と警笛を鳴らしています。
また世界最大の会計事務所の1つであるPwcからも、英国がEU離脱後に如何にEUとの新しい貿易協定を結ぶ交渉を進める事ができるかについて、2つのシナリオを元にレポートが発表されました。最も楽観的なシナリオは、「国民投票後5年以内に英国がEC諸国と新しい自由貿易協定が締結される」というもので、その際は残留した場合に比べて英国のGDPは2020年時に3%減少すると考えられています。悲観的なシナリオでは、交渉が進まずその場合は同様に5.5%減少すると考えられています。ただ何れの場合でも、Brexitと関連した"不確実性"が企業マインドを悪化させ、また企業にとっても投資や雇用を躊躇わせる事から、経済へ最も深刻な損害を与える事になります。
しかしロンドン市長をはじめとした政府高官はBrexitに向けたキャンペーンを展開しています。これは中小企業200社の支持を受けています。
⇒http://money.cnn.com/2016/03/21/news/economy/eu-referendum-uk-industry-jobs/index.html?iid=SF_LN
英国では6月23日にEU離脱(=Brexit)か残留かを決定する国民投票が実施される予定です。欧州第2位の経済大国である英国はその問題で意見が割れており、多くはまだどちらに投票するか決めていません。キャメロン首相とその閣僚は現在、「残留によって得られるメリットは不利益を上回る」と残留に向けてのキャンペーンを実施しています。その支持者の1つが、700万人を雇用する170,000社を代表する経営者団体である英国産業連盟(CBI)です。
月曜日にそのCBIから"EU離脱によって英国は2020年までに1440億ドルの経済損失を被り95万人の雇用喪失がもたらされる"との報告書が発表され、「EU離脱は英国経済に深刻な打撃を与えるだろう」と警笛を鳴らしています。
また世界最大の会計事務所の1つであるPwcからも、英国がEU離脱後に如何にEUとの新しい貿易協定を結ぶ交渉を進める事ができるかについて、2つのシナリオを元にレポートが発表されました。最も楽観的なシナリオは、「国民投票後5年以内に英国がEC諸国と新しい自由貿易協定が締結される」というもので、その際は残留した場合に比べて英国のGDPは2020年時に3%減少すると考えられています。悲観的なシナリオでは、交渉が進まずその場合は同様に5.5%減少すると考えられています。ただ何れの場合でも、Brexitと関連した"不確実性"が企業マインドを悪化させ、また企業にとっても投資や雇用を躊躇わせる事から、経済へ最も深刻な損害を与える事になります。
しかしロンドン市長をはじめとした政府高官はBrexitに向けたキャンペーンを展開しています。これは中小企業200社の支持を受けています。
⇒http://money.cnn.com/2016/03/21/news/economy/eu-referendum-uk-industry-jobs/index.html?iid=SF_LN
2016年3月21日月曜日
世界初!!ドミノ・ピザの自動配達ロボット
Domino's pizza delivery robot is coming to your door - March 18, 2016
ドアがノックされ、開けるとそこには注文した特大サイズのピザとロボットが・・そんな未来が近付いています。
ドミノ・ピザ・オーストラリアは米を拠点とする宅配ピザチェーン店のドミノ・ピザからは独立していますが、特許料を支払う事で名称やロゴ、レシピを利用しています。このドミノ・ピザ・オーストラリアは温かい食べ物と冷たい飲み物を運ぶ自動運転のロボットを開発してきました。"Domino's Robotic Unit =DRU"と名付けられたこの4輪のロボットは今月初旬に最初の配達テストに成功しています。
DRUのプロトタイプはオーストラリアのベンチャー企業であるMarathon Targets社によって開発されました。GPSとセンサーが搭載されており、障害物を避けながら、自転車専用道路や歩行者道路を最高時速12マイルで走行する事が出来ます。どの程度の距離まで配達出来るかは現時点では不明ですが、温かい食べ物と冷たい飲み物がそれぞれのキャリーボックスに格納されており、セキュリティ・コードを入力する事で取り出す事が出来ます。
⇒http://money.cnn.com/2016/03/18/technology/dominos-pizza-robot-delivery/index.html
ドアがノックされ、開けるとそこには注文した特大サイズのピザとロボットが・・そんな未来が近付いています。
ドミノ・ピザ・オーストラリアは米を拠点とする宅配ピザチェーン店のドミノ・ピザからは独立していますが、特許料を支払う事で名称やロゴ、レシピを利用しています。このドミノ・ピザ・オーストラリアは温かい食べ物と冷たい飲み物を運ぶ自動運転のロボットを開発してきました。"Domino's Robotic Unit =DRU"と名付けられたこの4輪のロボットは今月初旬に最初の配達テストに成功しています。
DRUのプロトタイプはオーストラリアのベンチャー企業であるMarathon Targets社によって開発されました。GPSとセンサーが搭載されており、障害物を避けながら、自転車専用道路や歩行者道路を最高時速12マイルで走行する事が出来ます。どの程度の距離まで配達出来るかは現時点では不明ですが、温かい食べ物と冷たい飲み物がそれぞれのキャリーボックスに格納されており、セキュリティ・コードを入力する事で取り出す事が出来ます。
⇒http://money.cnn.com/2016/03/18/technology/dominos-pizza-robot-delivery/index.html
2016年3月20日日曜日
メイド・イン・チャイナはもはや安くない!!
"中国製"はもはや低コストではありません。生産性を考えた時、近年では中国の人件費はアメリカよりも4%安いのみとなっています。これは中国の人件費は生産性よりもずっと早く上昇しているからで、また通貨・元の上昇と、米国での顕著な生産性向上早く人件費を翼政する事が可能になっています。労働者1人当たりの生産高は、米国では2003年から2016の間で40%上昇しており、一方ドイツでは25%、英国では30%に止まっています。インドや中国での生産性は2倍にらなっていますが、米国ではそれら2国よりも90%高い水準となっています。
2016年3月19日土曜日
インドの太陽光投資は利益貢献へ
India's big move into solar is already paying off - March 7, 2016
電力の安定供給は社会・経済・産業活動を行う上で重要な要素です。しかし現在インドでは電力の需要に供給が全く追い付いておらず、停電や供給カットが頻繁に行われており電力問題が深刻です。3億人もの人が電力の無い生活を送っていると言われており、持続的な成長を確保するためには安定したエネルギー供給が必要不可欠です。モディ首相も就任当初からエネルギー関連の改革へと乗り出しており、"全国の家庭に1日24時間・週7日間停電することなく電気を供給する事"を公約に掲げています。その中で注目を集めているのが太陽光発電(Photovoltaics=PV)です。インドの日照量は日本の2倍近くありPVに最適な国の1つで、現在積極投資が行われています。15日にはインドのコーチン国際空港が、世界で初めてPVによる電力の自給自足を実現した事が大きくニュースで取り上げられました。今回はインドの太陽光事業についての記事の紹介です。
太陽光発電のコストは急速に低下しています。現在は石炭より15%高い水準ですが、現在のトレンドが続けば2020年には10%程安くなると期待されています。しかしこの予測は保守的なものになるかもしれません。最近行われたラージャスターン州の入札では、落札業者から石炭発電プロジェクトと同額の1キロワット時6セントで売電する提案がされました。
電力供給を改善するために、モディ首相は2022年までに現在の20倍の水準となる100GWの太陽光発電設備を増設する目標を発表してます。またインフラ整備や280GWの送電網の拡大・近代化
が必要とされています。
またインドでは環境問題も深刻で、WHOの報告では世界で最も大気汚染が深刻な20都市の内の13都市がインド国内にあります。CO2の排出も増え続けており、2050年には2000年の排出量のおよそ6倍になると予測されています。PV事業はこういった環境問題対策にもつながります。
ただ今のところモディ首相は、電力供給の早期解決を優先させため2020年までに石炭生産量を年15億トンと、足元の水準から倍増させる計画を明らかにしており、石炭発電にも重きを置いています。
⇒http://money.cnn.com/2016/03/07/technology/india-solar-energy-coal/index.html?iid=INTL_SPC
電力の安定供給は社会・経済・産業活動を行う上で重要な要素です。しかし現在インドでは電力の需要に供給が全く追い付いておらず、停電や供給カットが頻繁に行われており電力問題が深刻です。3億人もの人が電力の無い生活を送っていると言われており、持続的な成長を確保するためには安定したエネルギー供給が必要不可欠です。モディ首相も就任当初からエネルギー関連の改革へと乗り出しており、"全国の家庭に1日24時間・週7日間停電することなく電気を供給する事"を公約に掲げています。その中で注目を集めているのが太陽光発電(Photovoltaics=PV)です。インドの日照量は日本の2倍近くありPVに最適な国の1つで、現在積極投資が行われています。15日にはインドのコーチン国際空港が、世界で初めてPVによる電力の自給自足を実現した事が大きくニュースで取り上げられました。今回はインドの太陽光事業についての記事の紹介です。
太陽光発電のコストは急速に低下しています。現在は石炭より15%高い水準ですが、現在のトレンドが続けば2020年には10%程安くなると期待されています。しかしこの予測は保守的なものになるかもしれません。最近行われたラージャスターン州の入札では、落札業者から石炭発電プロジェクトと同額の1キロワット時6セントで売電する提案がされました。
電力供給を改善するために、モディ首相は2022年までに現在の20倍の水準となる100GWの太陽光発電設備を増設する目標を発表してます。またインフラ整備や280GWの送電網の拡大・近代化
が必要とされています。
またインドでは環境問題も深刻で、WHOの報告では世界で最も大気汚染が深刻な20都市の内の13都市がインド国内にあります。CO2の排出も増え続けており、2050年には2000年の排出量のおよそ6倍になると予測されています。PV事業はこういった環境問題対策にもつながります。
ただ今のところモディ首相は、電力供給の早期解決を優先させため2020年までに石炭生産量を年15億トンと、足元の水準から倍増させる計画を明らかにしており、石炭発電にも重きを置いています。
⇒http://money.cnn.com/2016/03/07/technology/india-solar-energy-coal/index.html?iid=INTL_SPC
原油安は中東諸国の予算を直撃!!各国の影響について
Cheap oil hits Middle East budgets: We can no longer 'provide for everything' - March 17, 2016
原油価格の急落は中東諸国の経済に衝撃を与えています。手厚い燃料や食料の補助金は切り下げられ、新しい課税制度が導入され、そして社会保障も削減されています。原油価格が1バレル100ドルを超え、1兆ドルもの輸出収入を生んだ年月は過ぎ去り、石油資源に富む湾岸諸国は新たな現実を受け入れざるを得ません。
・クウェート
企業収益に10%課税する案を検討しています。
・UAE
昨夏に国内向けのガソリンと軽油への補助金が撤廃されて、レギュラーガソリンは国際市場価格に連動しています。電気・水道料金も引き上げられています。
・サウジアラビア
格付け会社のムーディーズにより、サウジアラビアの銀行の信用度展望が"マイナス"に格下げされました。 政府による公共支出が14%減少しているためで、銀行システム全体において信用面でのリスクが高まると考えられています。サウジアラビアでは既に支出抑制や補助金削減、そして"アブドラ国王奨学金"を通じた留学生への奨学金が削減されています。
・カタール
2016年は15年振りに財政赤字に陥ると予想されています。首長のタミーム・ビン・ハマド・アール=サーニー「政府はもはや国民に全てを提供する事はできない」 と述べています。カタールではガソリン価格の35%値上げ、電気・水道代の値上げ、政府機関での支出抑制が行われています。
・バーレーン
今年1月に30年振りとなるガソリン価格の値上げを実施しました。エネルギー補助金を撤廃し、また昨年10月には肉向けの補助金を撤廃したため牛肉や鶏肉の値段が2倍に高騰しています。
・オマーン
ガソリン価格が値上げされ、法人税が現在の13%から15%へと増税されます。
⇒http://money.cnn.com/2016/03/17/news/economy/oil-crash-middle-east-budgets/index.html
原油価格の急落は中東諸国の経済に衝撃を与えています。手厚い燃料や食料の補助金は切り下げられ、新しい課税制度が導入され、そして社会保障も削減されています。原油価格が1バレル100ドルを超え、1兆ドルもの輸出収入を生んだ年月は過ぎ去り、石油資源に富む湾岸諸国は新たな現実を受け入れざるを得ません。
・クウェート
企業収益に10%課税する案を検討しています。
・UAE
昨夏に国内向けのガソリンと軽油への補助金が撤廃されて、レギュラーガソリンは国際市場価格に連動しています。電気・水道料金も引き上げられています。
・サウジアラビア
格付け会社のムーディーズにより、サウジアラビアの銀行の信用度展望が"マイナス"に格下げされました。 政府による公共支出が14%減少しているためで、銀行システム全体において信用面でのリスクが高まると考えられています。サウジアラビアでは既に支出抑制や補助金削減、そして"アブドラ国王奨学金"を通じた留学生への奨学金が削減されています。
・カタール
2016年は15年振りに財政赤字に陥ると予想されています。首長のタミーム・ビン・ハマド・アール=サーニー「政府はもはや国民に全てを提供する事はできない」 と述べています。カタールではガソリン価格の35%値上げ、電気・水道代の値上げ、政府機関での支出抑制が行われています。
・バーレーン
今年1月に30年振りとなるガソリン価格の値上げを実施しました。エネルギー補助金を撤廃し、また昨年10月には肉向けの補助金を撤廃したため牛肉や鶏肉の値段が2倍に高騰しています。
・オマーン
ガソリン価格が値上げされ、法人税が現在の13%から15%へと増税されます。
⇒http://money.cnn.com/2016/03/17/news/economy/oil-crash-middle-east-budgets/index.html
2016年3月18日金曜日
EU離脱は英国民の生活水準引き下げをもたらす
EC離脱により、英国人は生活水準を引き下げざるを得ないかもしれません。ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスによると、離脱により楽観的に見積もって一般的な英国家計では年間850ユーロ程収入が下がり、最悪の場合はその2倍程度まで拡大すると試算されております。
http://money.cnn.com/2016/03/18/news/economy/eu-referendum-trade-income/index.html?category=economy
http://money.cnn.com/2016/03/18/news/economy/eu-referendum-trade-income/index.html?category=economy
2016年3月16日水曜日
シェール採掘が地震を誘発
米・オクラホマ州は今世界で最も地震が発生している地域の1つです。2007年には震度3以上の地震は1度起こっただけでしたが、2015年は907回へと急増しており、断層近くの地価が下落するなど経済的な影響も広がっています。
原因としてシェール採掘が考えられています。シェール採掘で1バレルの石油を抽出する際、同時に12~50バレルの水も汲み出しています。余分となった大量の廃水は再度石油の含まれていない地層に戻されますが、その際排水が岩盤の間を広がり、固定されているはずの古代の断層を動かしているため地震を誘発していると考えられています。
しかしオクラホマ州の経済はエネルギーへの依存度が大きく、雇用の20%が石油・ガス産業で、GDPの10%を担っています。近年の掘削技術の進歩により、2010年から石油生産量は2倍になり、ガス生産量も50%程上昇しました。そのため州当局者もこれまでは積極的な抑制策を取る事が出来ませんでしたが、今月7日には"廃水の注入量を2014年の60パーセントに制限する"という対策も取られています。
原因としてシェール採掘が考えられています。シェール採掘で1バレルの石油を抽出する際、同時に12~50バレルの水も汲み出しています。余分となった大量の廃水は再度石油の含まれていない地層に戻されますが、その際排水が岩盤の間を広がり、固定されているはずの古代の断層を動かしているため地震を誘発していると考えられています。
しかしオクラホマ州の経済はエネルギーへの依存度が大きく、雇用の20%が石油・ガス産業で、GDPの10%を担っています。近年の掘削技術の進歩により、2010年から石油生産量は2倍になり、ガス生産量も50%程上昇しました。そのため州当局者もこれまでは積極的な抑制策を取る事が出来ませんでしたが、今月7日には"廃水の注入量を2014年の60パーセントに制限する"という対策も取られています。
FOMC前に確認するべき5つのポイント②
③インフレ2.0%までジリ高
イエレン議長とFED委員は米国の雇用情勢に満足しています。2月の失業率は4.9%と大変良好な結果となっており、賃金上昇の兆候も見られています。しかしインフレ率2.0%の達成にはまだ時間がかかりそうです。イエレン議長は金利引き上げはインフレ次第という姿勢を示していますが、ここ3カ月のインフレ率は着実に増えているものの1.3%となっています。イエレン議長が今後のインフレ見通しに楽観的か悲観的かにも耳を傾ける必要があります。
④市場とイエレン
イエレン議長もFED委員も市場にサプライズを与えようとは考えていません。サプライズは不透明さを助長し、相場の急落をもたらします。
⑤利上げは間近に
今回利上げが決定される可能性はほぼ無いと考えられていますが、6月で利上げ確率は50%で、4月の可能性も残されています。これは今後の米国経済がどのようなすべての米国の経済がどのように良い(若しくは悪い)方向に動くかに依ります。
⇒http://money.cnn.com/2016/03/15/investing/federal-reserve-5-takeaways/index.html
イエレン議長とFED委員は米国の雇用情勢に満足しています。2月の失業率は4.9%と大変良好な結果となっており、賃金上昇の兆候も見られています。しかしインフレ率2.0%の達成にはまだ時間がかかりそうです。イエレン議長は金利引き上げはインフレ次第という姿勢を示していますが、ここ3カ月のインフレ率は着実に増えているものの1.3%となっています。イエレン議長が今後のインフレ見通しに楽観的か悲観的かにも耳を傾ける必要があります。
④市場とイエレン
イエレン議長もFED委員も市場にサプライズを与えようとは考えていません。サプライズは不透明さを助長し、相場の急落をもたらします。
⑤利上げは間近に
今回利上げが決定される可能性はほぼ無いと考えられていますが、6月で利上げ確率は50%で、4月の可能性も残されています。これは今後の米国経済がどのようなすべての米国の経済がどのように良い(若しくは悪い)方向に動くかに依ります。
⇒http://money.cnn.com/2016/03/15/investing/federal-reserve-5-takeaways/index.html
FOMC前に確認するべき5つのポイント①
昨日から2日間に亘ってFRBによる連邦公開市場委員会=FOMCが開かれています。FOMCは米国の金融政策を決定する最高意思決定機関であり、日本時間17日の3:00から政策金利とFRBによる経済見通しの発表、3:30からイエレン議長による記者会見が予定されています。市場参加者からの注目度が最も高いイベントの1つになり、特に為替市場ではドルを中心に大きく値が動く事が予想されます。その前に確認すべき5つのポイントについて紹介します。
①誰も利上げを期待していない
CMEのFEDウォッチによると今回の会合での利上げ確率は0%となっています。FRBはほぼ10年振りに12月に利上げを行い、委員会では2016年に金利を4回引き上げると予測していました。しかし年始からの中国の景気減速と原油価格の下落により金融市場のボラティリティは非常に高まっており、また日欧の中央銀行でマイナス金利が導入されている事も、利上げに向かい難くしています。
②多くの"ドットプロット"
ドットプロットDot plotとは「金利予測分布図」とも呼ばれるもので、4半期毎に発表されるFOMC参加メンバーによる将来の政策金利予測図です。現在のFF金利は0.25%ですが、多くのFOMC委員は2016年末時点で1.25%へ引き上げられると予想しています。これは少なくとも年内3~4回の利上げを見込んだ数値です。これが明日大きく変動する可能性があります。
⇒http://money.cnn.com/2016/03/15/investing/federal-reserve-5-takeaways/index.html
①誰も利上げを期待していない
CMEのFEDウォッチによると今回の会合での利上げ確率は0%となっています。FRBはほぼ10年振りに12月に利上げを行い、委員会では2016年に金利を4回引き上げると予測していました。しかし年始からの中国の景気減速と原油価格の下落により金融市場のボラティリティは非常に高まっており、また日欧の中央銀行でマイナス金利が導入されている事も、利上げに向かい難くしています。
②多くの"ドットプロット"
ドットプロットDot plotとは「金利予測分布図」とも呼ばれるもので、4半期毎に発表されるFOMC参加メンバーによる将来の政策金利予測図です。現在のFF金利は0.25%ですが、多くのFOMC委員は2016年末時点で1.25%へ引き上げられると予想しています。これは少なくとも年内3~4回の利上げを見込んだ数値です。これが明日大きく変動する可能性があります。
⇒http://money.cnn.com/2016/03/15/investing/federal-reserve-5-takeaways/index.html
2016年3月15日火曜日
パスワードが自撮り写真に??アマゾンの試み
アップルではiPhone6シリーズからパスワードの代わりに指紋認証システムを導入しましたが、こうした動きは広がっています。アマゾンは顔認証システムを応用して、自撮り写真で商品を購入する技術を開発中で、Windows10でも顔認証システムが導入されています。デバイスの小型化が進んでいる今、こうした"入力要らず"の技術は有り難いですね!!
⇒http://money.cnn.com/2016/03/15/technology/amazon-selfie-payment/index.html?iid=hp-toplead-intl
⇒http://money.cnn.com/2016/03/15/technology/amazon-selfie-payment/index.html?iid=hp-toplead-intl
原油価格が大幅下落!!回復の見込みは・・
What oil freeze? Saudi Arabia and Russia pump more - March 14, 2016
今週に入り原油価格の下落が続いています。WTI原油先物は現在1バレル36ドル台前半での取引となっており、前日比で1ドル前後のマイナスとなっています。これは2月のロシアとサウジアラビアの原油生産量が増加したためですが、両国は先月条件付きで原油生産量を1月の水準で維持する事で合意しています。その条件はいくつもありますが、最も重要な事項は「他の産油国の合意」です。
特に制裁を解除されこれから原油増産に動き出そうとしているイランが合意に至る可能性は低く、同国のザンギャネ石油相からは"a joke"と一蹴され、逆に増産する意向を示しています。週末も「原油生産量が400万バレル/日に達しない限り、増産凍結に参加しない」と述べており、これは2月時点より60万バレル/日以上も多い量となります。同様にロシアの生産量も2月は過去最高となる1108万バレル/日、サウジアラビアは1014万バレル/日となりました。
しかし、イラン・ロシア・サウジアラジアの3カ国による増産にも関わらず、2月の世界原油生産量は9570万バレル/日へと21万バレル/日減少しました。OPEC加盟国の中でもイラクは10月以降で最低となる420万バレル/日、ナイジェリアやUAEでも生産量は前月比で減少となりました。
アナリストによると、世界的に原油は供給過剰状態にあり、この"ダブつき"は2016年中続くと予想されています。OPECは世界の原油需要は2015年の92.98万バレル/日から2016年には94.23万バレル/日に拡大すると見込んでいます。
世界の原油市場は過去2年で大きく動いており、価格も1バレル100ドル以上で取引されていた2014年から2月には26ドルまで大幅に下落しました。そのため高コストのリグでの生産中止や支出の抑制、開発プロジェクトの見直しを迫られており、米国での稼働中のガス・石油リグ数はここ70年で最低の水準へと落ち込んでいます。2016年の非OPEC国での原油生産量は70万バレル/日程の減少が見込まれており、今後のキャッシュフローの減少が予想される中で、メーカーは持続的な原油価格の回復が見られるまでは規模の大きな新しい開発プロジェクトは延期されると考えられています。
⇒http://money.cnn.com/2016/03/14/news/oil-prices-opec-saudi-arabia-russia/index.html
今週に入り原油価格の下落が続いています。WTI原油先物は現在1バレル36ドル台前半での取引となっており、前日比で1ドル前後のマイナスとなっています。これは2月のロシアとサウジアラビアの原油生産量が増加したためですが、両国は先月条件付きで原油生産量を1月の水準で維持する事で合意しています。その条件はいくつもありますが、最も重要な事項は「他の産油国の合意」です。
特に制裁を解除されこれから原油増産に動き出そうとしているイランが合意に至る可能性は低く、同国のザンギャネ石油相からは"a joke"と一蹴され、逆に増産する意向を示しています。週末も「原油生産量が400万バレル/日に達しない限り、増産凍結に参加しない」と述べており、これは2月時点より60万バレル/日以上も多い量となります。同様にロシアの生産量も2月は過去最高となる1108万バレル/日、サウジアラビアは1014万バレル/日となりました。
しかし、イラン・ロシア・サウジアラジアの3カ国による増産にも関わらず、2月の世界原油生産量は9570万バレル/日へと21万バレル/日減少しました。OPEC加盟国の中でもイラクは10月以降で最低となる420万バレル/日、ナイジェリアやUAEでも生産量は前月比で減少となりました。
アナリストによると、世界的に原油は供給過剰状態にあり、この"ダブつき"は2016年中続くと予想されています。OPECは世界の原油需要は2015年の92.98万バレル/日から2016年には94.23万バレル/日に拡大すると見込んでいます。
世界の原油市場は過去2年で大きく動いており、価格も1バレル100ドル以上で取引されていた2014年から2月には26ドルまで大幅に下落しました。そのため高コストのリグでの生産中止や支出の抑制、開発プロジェクトの見直しを迫られており、米国での稼働中のガス・石油リグ数はここ70年で最低の水準へと落ち込んでいます。2016年の非OPEC国での原油生産量は70万バレル/日程の減少が見込まれており、今後のキャッシュフローの減少が予想される中で、メーカーは持続的な原油価格の回復が見られるまでは規模の大きな新しい開発プロジェクトは延期されると考えられています。
⇒http://money.cnn.com/2016/03/14/news/oil-prices-opec-saudi-arabia-russia/index.html
2016年3月13日日曜日
カナダの失業率は3年振りの高水準
原油安によりカナダの失業率は上昇しています。先日発表された2月失業率は7.3%と3年振りとなる高水準で、失業率の悪化は3ヶ月連続となります。カナダは世界最大の石油輸出国の1つですが、特に石油セクターを含む天然資源産業での雇用は9,000人の減少となっています。これは原油安による影響が大きく、2月の原油価格は一時13振りの安値となる1バレル26ドル台を付けました。天然資源産業での雇用減は原油価格が1バレル1000ドルで頭を打った2014年後半からその兆候が見られていましたが、カナダ経済はアメリカ程経済が多様化していないため、その影響が大きく現れています。
カナダ経済は石油輸出への依存が大きいですが、昨年はリーマンショック後初めてリセッション入りしました。カナダのアルバータ州は世界でも有数の石油埋蔵量を誇る地区で、米国の原油輸入の最大の供給元です。これまでカナダ経済を10年に亘って牽引してきた地区ですが、1月の7.4%から2月は7.9%に急上昇し1年前に比べて56,000人もの雇用が喪失されています。
カナダのジャスティン・トルドー首相は、アルバータ州やカスカチュワン州でのインフラ整備に10億ドル投じる経済対策を提案しています。また、カナダは製造業主体の経済への図っています。現在カナダドルは対ドルで13年振りの安値となっており、その事も輸出産業には追い風になると考えられています。
⇒http://money.cnn.com/2016/03/11/news/economy/canada-unemployment-oil-jobs/index.html?category=economy
カナダ経済は石油輸出への依存が大きいですが、昨年はリーマンショック後初めてリセッション入りしました。カナダのアルバータ州は世界でも有数の石油埋蔵量を誇る地区で、米国の原油輸入の最大の供給元です。これまでカナダ経済を10年に亘って牽引してきた地区ですが、1月の7.4%から2月は7.9%に急上昇し1年前に比べて56,000人もの雇用が喪失されています。
カナダのジャスティン・トルドー首相は、アルバータ州やカスカチュワン州でのインフラ整備に10億ドル投じる経済対策を提案しています。また、カナダは製造業主体の経済への図っています。現在カナダドルは対ドルで13年振りの安値となっており、その事も輸出産業には追い風になると考えられています。
⇒http://money.cnn.com/2016/03/11/news/economy/canada-unemployment-oil-jobs/index.html?category=economy
2016年3月12日土曜日
メキシコ湾での原油生産量は過去最大へ
U.S. Gulf of Mexico pumping oil like never before - March 11, 2016
原油価格が危機的な下落を続けていても、まるでその知らせを受けていないかのようにメキシコ湾での原油生産量は増加を続けています。IEAによると2016年の生産量は前年比で6%上昇し、2017年には更に10%上昇し過去最大となる1.83百万バレル/日に達するとの見通しが立てられており、このメキシコ湾での生産量増加は、シェール油田での減少分を相殺すると考えられています。
理由は、深海油田開発はその企画から完成まで多くの時間と投資を必要とするためで、シェール油田よりも柔軟性が乏しい事業と言えます。また2010年に発生したBP社による流出事故によって数ヶ月に亘り掘削が停止された時期もあり、価格低迷を理由に直ぐに開発を中止する事が出来ません。例えば、来年シェル社は深海9500feetにあるStones油田での採掘を開始しますが、これは2005年に発見され原油価格が1バレル$60だった2013年に許可された事業です。Stones油田では20億バレル以上の原油が採掘可能と見られています。
シェル社はStones油田以外にもメキシコ湾で3つの海底油田開発を行っています。ExxonMobil社やAnadarko Petroleum社、Noble Energy社、 LLOG Exploration社も同様に2015年よりメキシコ湾での油田開発を開始してますが、今年から来年にかけて更に6つの深海油田開発がスタートします。
現在の1バレル40$前後という市場環境の中でどれ程の開発プロジェクトが採算に合うかははっきりしません。深海における油田開発は莫大な投資を必要としますが、2014年中頃より人件費や採掘コストは低下しています。採掘しても恐らく採算が取れないものの、採掘しない場合はそれ以上に資金を失う事になると考えられています。
⇒http://money.cnn.com/2016/03/11/investing/gulf-of-mexico-record-oil-production/index.html
原油価格が危機的な下落を続けていても、まるでその知らせを受けていないかのようにメキシコ湾での原油生産量は増加を続けています。IEAによると2016年の生産量は前年比で6%上昇し、2017年には更に10%上昇し過去最大となる1.83百万バレル/日に達するとの見通しが立てられており、このメキシコ湾での生産量増加は、シェール油田での減少分を相殺すると考えられています。
理由は、深海油田開発はその企画から完成まで多くの時間と投資を必要とするためで、シェール油田よりも柔軟性が乏しい事業と言えます。また2010年に発生したBP社による流出事故によって数ヶ月に亘り掘削が停止された時期もあり、価格低迷を理由に直ぐに開発を中止する事が出来ません。例えば、来年シェル社は深海9500feetにあるStones油田での採掘を開始しますが、これは2005年に発見され原油価格が1バレル$60だった2013年に許可された事業です。Stones油田では20億バレル以上の原油が採掘可能と見られています。
シェル社はStones油田以外にもメキシコ湾で3つの海底油田開発を行っています。ExxonMobil社やAnadarko Petroleum社、Noble Energy社、 LLOG Exploration社も同様に2015年よりメキシコ湾での油田開発を開始してますが、今年から来年にかけて更に6つの深海油田開発がスタートします。
現在の1バレル40$前後という市場環境の中でどれ程の開発プロジェクトが採算に合うかははっきりしません。深海における油田開発は莫大な投資を必要としますが、2014年中頃より人件費や採掘コストは低下しています。採掘しても恐らく採算が取れないものの、採掘しない場合はそれ以上に資金を失う事になると考えられています。
⇒http://money.cnn.com/2016/03/11/investing/gulf-of-mexico-record-oil-production/index.html
米・稼働リグ数は70年振りの低水準へ!!
U.S. oil and gas rigs fall to 70-year lows - March 11, 2016
金曜日にBAKER HUGHESによって発表されたレポートによると、米国内の石油・天然ガスの稼働リグ数が1949年の統計開始以来で最低水準となる480基に落ち込みました。これは供給過剰によって米国のエネルギー産業が停滞している事を反映しています。原油価格は先月13年振りとなる1バレル$26を付け、天然ガス価格も17年振りとなる安値水準にあります。
石油リグ数は原油価格が1バレル$100前後で取引されていた2011年11月の2,026基からここ数ヶ月の間に米国全体で減少を続けており、先週の報告では2009年以来で最低となる386基となりました。
しかし12月の米・原油生産量は9.26百万バレル/日と、1年前からはわずか2%の減少とあまり変化を見せていません。生産業者が経済性の高いリグでの生産に集中しているためで、また現在進められているメキシコ湾での深海油田開発プロジェクトにより国内での生産量は増加する見通しとなっています。
⇒http://money.cnn.com/2016/03/11/investing/oil-gas-rig-count-baker-hughes-70-year-low/index.html
金曜日にBAKER HUGHESによって発表されたレポートによると、米国内の石油・天然ガスの稼働リグ数が1949年の統計開始以来で最低水準となる480基に落ち込みました。これは供給過剰によって米国のエネルギー産業が停滞している事を反映しています。原油価格は先月13年振りとなる1バレル$26を付け、天然ガス価格も17年振りとなる安値水準にあります。
石油リグ数は原油価格が1バレル$100前後で取引されていた2011年11月の2,026基からここ数ヶ月の間に米国全体で減少を続けており、先週の報告では2009年以来で最低となる386基となりました。
しかし12月の米・原油生産量は9.26百万バレル/日と、1年前からはわずか2%の減少とあまり変化を見せていません。生産業者が経済性の高いリグでの生産に集中しているためで、また現在進められているメキシコ湾での深海油田開発プロジェクトにより国内での生産量は増加する見通しとなっています。
⇒http://money.cnn.com/2016/03/11/investing/oil-gas-rig-count-baker-hughes-70-year-low/index.html
2016年3月11日金曜日
原油価格は底打ちした可能性
Oil prices 'may have bottomed out' - March 11, 2016
国際エネルギー機関IEAは月報の中で「原油価格が底打ちした兆候が見られる」と述べています。現在米・原油先物は$39/bbl前後で取引されており、これは2月安値から50%程上昇した水準です。
理由は需給にあります。供給量の面からですが、非OPEC国による2016年の原油供給量が当初の見込みから25%程少ない750,000バレル/日程度まで減少する見込みとなっています。米国での稼働リグ数は2月から更に106基減少し、2014年のピーク時から76%程少なくなっており、ブラジルやコロンビア、中国、カザフスタンも同様に生産量を削減する計画です。
またイランの原油市場に対する影響が予想されていた程劇的では無い可能性がある点も挙げられます。当初は制裁解除後すぐ年始から500,000バレル/日程度まで生産量を増やす見込みでしたが、IEAのデータによれば2月時点で220,000バレル/日に留まっています。また主要な産油国が生産調整を図るのではないかという思惑も原油価格の高騰をもたらしました。サウジアラビアとロシアは他国の同意という条件付きですが、生産量を1月の水準に維持する事で同意しています。
ただIEAは最近の価格高騰により原油価格が最悪期を脱したと判断する事には否定的です。需要の面からは十分とは言えず、2015年の1,8Mバレル/日に比べて2016年は1.2Mバレル/日に留まる見込みとなっています。そして原油需要は中国の景気先行きへの懸念やドル高により更にダウンサイドへのリスクを抱えています。また急激な原油価格の上昇もまた需要へ悪影響をもたらすとIEAは警告しています。
⇒http://money.cnn.com/2016/03/11/news/economy/oil-prices-bottom-iea/index.html?iid=hp-toplead-intl
国際エネルギー機関IEAは月報の中で「原油価格が底打ちした兆候が見られる」と述べています。現在米・原油先物は$39/bbl前後で取引されており、これは2月安値から50%程上昇した水準です。
理由は需給にあります。供給量の面からですが、非OPEC国による2016年の原油供給量が当初の見込みから25%程少ない750,000バレル/日程度まで減少する見込みとなっています。米国での稼働リグ数は2月から更に106基減少し、2014年のピーク時から76%程少なくなっており、ブラジルやコロンビア、中国、カザフスタンも同様に生産量を削減する計画です。
またイランの原油市場に対する影響が予想されていた程劇的では無い可能性がある点も挙げられます。当初は制裁解除後すぐ年始から500,000バレル/日程度まで生産量を増やす見込みでしたが、IEAのデータによれば2月時点で220,000バレル/日に留まっています。また主要な産油国が生産調整を図るのではないかという思惑も原油価格の高騰をもたらしました。サウジアラビアとロシアは他国の同意という条件付きですが、生産量を1月の水準に維持する事で同意しています。
ただIEAは最近の価格高騰により原油価格が最悪期を脱したと判断する事には否定的です。需要の面からは十分とは言えず、2015年の1,8Mバレル/日に比べて2016年は1.2Mバレル/日に留まる見込みとなっています。そして原油需要は中国の景気先行きへの懸念やドル高により更にダウンサイドへのリスクを抱えています。また急激な原油価格の上昇もまた需要へ悪影響をもたらすとIEAは警告しています。
⇒http://money.cnn.com/2016/03/11/news/economy/oil-prices-bottom-iea/index.html?iid=hp-toplead-intl
2016年3月10日木曜日
世界最大の政府系ファンドも資産の取り崩しへ
$6 billion real estate bet eases pain for giant oil fund - March 9, 2016
「資金が多ければ運用に失敗しない」という考え方は近年のボラティリティの大きい市場では通じなくなっています。世界最大の政府系ファンドであるノルウェー政府年金基金の2015年の運用益は2011年以来で最悪となる+2.7%となり、これは過去10年の平均値の半分程度です。(内訳は不動産投資で+10%、株式投資で+3.8%、債券投資で+0.3%のリターン) 不動産投資による運用益が他を補った形となっていますが、2015年には15億ドルでマンハッタンのHudson Squareビルを購入しており、今後も東京やシンガポールで更なる投資を計画しています。
※ノルウェー政府年金基金は、将来的に枯渇の可能性のある油田資産を金融資産に転換して有効活用を図る事を目的として設立されました。資金はノルウェーの北海油田の石油収入が充てられています。
ただ近年の原油価格の下落によりノルウェーの国家財政は悪化しており、2016年には基金の設立後初めて運用資産93億ドルを取り崩す予定となっています。ノルウェー政府年金基金は世界最大の株式投資体の1つであり、世界の9,000社以上に対して5,340億ドルを投資してます。
基金の年次報告によれば、2015年は新興国投資で-7%、ブラジルでの投資により-38%、石油・ガス投資でも-13.7%とそれぞれ大きく損失を被っています。
⇒http://money.cnn.com/2016/03/09/investing/norway-oil-wealth-fund-real-estate/index.html
「資金が多ければ運用に失敗しない」という考え方は近年のボラティリティの大きい市場では通じなくなっています。世界最大の政府系ファンドであるノルウェー政府年金基金の2015年の運用益は2011年以来で最悪となる+2.7%となり、これは過去10年の平均値の半分程度です。(内訳は不動産投資で+10%、株式投資で+3.8%、債券投資で+0.3%のリターン) 不動産投資による運用益が他を補った形となっていますが、2015年には15億ドルでマンハッタンのHudson Squareビルを購入しており、今後も東京やシンガポールで更なる投資を計画しています。
※ノルウェー政府年金基金は、将来的に枯渇の可能性のある油田資産を金融資産に転換して有効活用を図る事を目的として設立されました。資金はノルウェーの北海油田の石油収入が充てられています。
ただ近年の原油価格の下落によりノルウェーの国家財政は悪化しており、2016年には基金の設立後初めて運用資産93億ドルを取り崩す予定となっています。ノルウェー政府年金基金は世界最大の株式投資体の1つであり、世界の9,000社以上に対して5,340億ドルを投資してます。
基金の年次報告によれば、2015年は新興国投資で-7%、ブラジルでの投資により-38%、石油・ガス投資でも-13.7%とそれぞれ大きく損失を被っています。
⇒http://money.cnn.com/2016/03/09/investing/norway-oil-wealth-fund-real-estate/index.html
2016年3月9日水曜日
金価格は強気相場入りへ!!
Gold rush! The yellow metal is in a bull market - March 7, 2016
金は今年20%上昇しており、所謂"強気相場入り"しております。年始における金価格の上昇は理解も容易です。中国経済・世界経済への懸念のため株価や原油価格が大きく下落しましたが、金は資産の逃避先としての需要があるため、その価値が上昇したと考えられています。しかし、ここ最近原油価格は2月11日に$26/bblで底打ちしてからわずか数週間で40%以上上昇しており、S&P500も同期間で10%上昇しているにも関わらず、金価格も同様に同期間で更に6%の上昇となっています。
このように金への需要が終わらない理由として、日欧でマイナス金利が導入されている事が考えられます。金は通貨の代用としての役割もあるため、円やユーロがその価値を落とす中で、魅力を増したと考えられています。また米国での景気回復が鮮明になればインフレ率の上昇とそれに対するドルの上昇によりリターンを得る事も出来ますが、それをヘッジするためにも金が使われます。現在シカゴ商業取引所での金利先物市場ではFRBの6月に利上げする確率は53%、9月は39%となっています。
また、金価格がまだ割安水準にある事も理由の1つです。2011年9月に1オンス1,920ドルと過去最高を記録しましたが、現在は約1,270ドルと約35%も下落した水準で取引されています。そしてもう1つが"需給"です。World Gold Council のデータによると、昨年の金鉱山成長は停滞的であったため今年の金供給量は減少する可能性があります。一方、投資家からは1326SPDRゴールド・シェアのように交換売買されるものだけでなく純金コインに対しても強い需要があります。
SPDR®ゴールド・シェア⇒http://www.spdrgoldshares.com/japan/japanese/
⇒http://money.cnn.com/2016/03/07/investing/gold-bull-market/index.html
金は今年20%上昇しており、所謂"強気相場入り"しております。年始における金価格の上昇は理解も容易です。中国経済・世界経済への懸念のため株価や原油価格が大きく下落しましたが、金は資産の逃避先としての需要があるため、その価値が上昇したと考えられています。しかし、ここ最近原油価格は2月11日に$26/bblで底打ちしてからわずか数週間で40%以上上昇しており、S&P500も同期間で10%上昇しているにも関わらず、金価格も同様に同期間で更に6%の上昇となっています。
このように金への需要が終わらない理由として、日欧でマイナス金利が導入されている事が考えられます。金は通貨の代用としての役割もあるため、円やユーロがその価値を落とす中で、魅力を増したと考えられています。また米国での景気回復が鮮明になればインフレ率の上昇とそれに対するドルの上昇によりリターンを得る事も出来ますが、それをヘッジするためにも金が使われます。現在シカゴ商業取引所での金利先物市場ではFRBの6月に利上げする確率は53%、9月は39%となっています。
また、金価格がまだ割安水準にある事も理由の1つです。2011年9月に1オンス1,920ドルと過去最高を記録しましたが、現在は約1,270ドルと約35%も下落した水準で取引されています。そしてもう1つが"需給"です。World Gold Council のデータによると、昨年の金鉱山成長は停滞的であったため今年の金供給量は減少する可能性があります。一方、投資家からは1326SPDRゴールド・シェアのように交換売買されるものだけでなく純金コインに対しても強い需要があります。
SPDR®ゴールド・シェア⇒http://www.spdrgoldshares.com/japan/japanese/
⇒http://money.cnn.com/2016/03/07/investing/gold-bull-market/index.html
2016年3月8日火曜日
中国の景気減速懸念が強まる
本日中国の2月貿易収支が発表され、結果は市場予想を下回る325.9億ドルの黒字となりました。輸出入とも減少傾向が続いていますが、特に輸出は前年比20.6%減の1260億ドルと2009年5月以降で最大の落ち込みとなり、先月比でも6.6%減と急速に減速しています。これを受けて市場では中国の景気減速懸念が高まり、投資家の間でリスクオフ姿勢が強まっています。
この急激な輸出の落ち込みは、中国製品が輸出競争力を失ったからと言うよりも、世界的な需要の減少が最大の原因と考えられています。ただ輸出は旧正月の影響も受けるので、一概に今回の結果だけで判断する事は出来ません。
旧正月は中国で最大の年休で、会社も休みとなり人々は実家に帰り家族や友人と過ごします。昨年はこの旧正月が例年になく2月の遅くにずれ込みました。そのため休暇前に注文を捌くための"駆け込み需要"が2月に発生したため輸出を押し上げ、今回の数値に影響した面もあります。
上海総合指数は年初の下落幅を埋め、0.1%上回る水準にあります。
⇒http://money.cnn.com/2016/03/08/news/economy/china-february-trade-slump/index.html?iid=hp-toplead-intl
この急激な輸出の落ち込みは、中国製品が輸出競争力を失ったからと言うよりも、世界的な需要の減少が最大の原因と考えられています。ただ輸出は旧正月の影響も受けるので、一概に今回の結果だけで判断する事は出来ません。
旧正月は中国で最大の年休で、会社も休みとなり人々は実家に帰り家族や友人と過ごします。昨年はこの旧正月が例年になく2月の遅くにずれ込みました。そのため休暇前に注文を捌くための"駆け込み需要"が2月に発生したため輸出を押し上げ、今回の数値に影響した面もあります。
上海総合指数は年初の下落幅を埋め、0.1%上回る水準にあります。
⇒http://money.cnn.com/2016/03/08/news/economy/china-february-trade-slump/index.html?iid=hp-toplead-intl
2016年3月7日月曜日
天然ガスは今後1ドルを下回る可能性②
需要面では、発電用として石炭から天然ガスへ需要が移っているため、ガス価格に対して強気な見方が出来る可能性もあります。ただ生産量が史上最高に近い中で、暖冬により過去数ヶ月における住宅での天然ガス需要はわずか190億立方フィート/日で31年振りの低水準となっています。春の訪れと共に不要になった過剰なガスは在庫へと戻されますので、今後はガス在庫が増える事になります。中部大西洋(ペンシルベニア州のマーセラス・シェール付近)における天然ガスのスポット価格は在庫が再び上昇し始めると$1.21/MMBTUまで下落してますが、更に今後数ヶ月で落下する可能性があります。カナダでは更に$ 1を割り込む可能性があります。
供給面でも問題があります。天然ガスの生産者は低価格のために未完成にしているガス井戸がいくつもあり、価格が上昇すればそれらを完成させるため供給量が増え、価格の上昇にフタをしてしまう事になります。原油価格が以前の水準に戻る事が厳しく思える以上に、天然ガスの見通しは今後更に悪化すると考えられています。
⇒http://oilprice.com/Energy/Natural-Gas/Natural-Gas-Prices-Could-Plunge-Below-1-Here.html
供給面でも問題があります。天然ガスの生産者は低価格のために未完成にしているガス井戸がいくつもあり、価格が上昇すればそれらを完成させるため供給量が増え、価格の上昇にフタをしてしまう事になります。原油価格が以前の水準に戻る事が厳しく思える以上に、天然ガスの見通しは今後更に悪化すると考えられています。
⇒http://oilprice.com/Energy/Natural-Gas/Natural-Gas-Prices-Could-Plunge-Below-1-Here.html
天然ガスは今後1ドルを下回る可能性①
Natural Gas Prices Could Plunge Below $1 Here - 06 March 2016
現在報道では原油価格の下落が取り上げられていますが、米国での天然ガス価格(ヘンリーハブのスポット価格)が100万BTU(MMBTU)当たり$1.57落下し、3月1日には1998年以来の最低水準まで下落しました。天然ガス市場は地域毎に価格が異なり、世界のさまざまな部分で異なって販売されています。そのため必ずしもすべての国が天然ガスの低価格に苦しんでいる訳ではありません。また米国での天然ガス価格は数年前から低い状態が続いていたため、現状が特別新しいという訳でもありません。
この天然ガス価格の下落にはいくつか理由があります。まず生産量が史上最高である点です。シェール・リグ数は減少しており、ガス生産量も2015年9月にピークを打ちましたが、大きな変化は見られていません。また、天然ガスも在庫が膨れ上がっています。例年であれば天然ガスの在庫は季節性え、春と秋に増加し冬に減少しますが、特に今年はエルニーニョ現象により米国では暖かい冬となり、最も需要が高まる冬に天然ガス需要が少なかった事が影響して、米国では過去5年平均値よりも36%も在庫が多い状態で冬を終えようとしています。
⇒http://oilprice.com/Energy/Natural-Gas/Natural-Gas-Prices-Could-Plunge-Below-1-Here.html
現在報道では原油価格の下落が取り上げられていますが、米国での天然ガス価格(ヘンリーハブのスポット価格)が100万BTU(MMBTU)当たり$1.57落下し、3月1日には1998年以来の最低水準まで下落しました。天然ガス市場は地域毎に価格が異なり、世界のさまざまな部分で異なって販売されています。そのため必ずしもすべての国が天然ガスの低価格に苦しんでいる訳ではありません。また米国での天然ガス価格は数年前から低い状態が続いていたため、現状が特別新しいという訳でもありません。
この天然ガス価格の下落にはいくつか理由があります。まず生産量が史上最高である点です。シェール・リグ数は減少しており、ガス生産量も2015年9月にピークを打ちましたが、大きな変化は見られていません。また、天然ガスも在庫が膨れ上がっています。例年であれば天然ガスの在庫は季節性え、春と秋に増加し冬に減少しますが、特に今年はエルニーニョ現象により米国では暖かい冬となり、最も需要が高まる冬に天然ガス需要が少なかった事が影響して、米国では過去5年平均値よりも36%も在庫が多い状態で冬を終えようとしています。
⇒http://oilprice.com/Energy/Natural-Gas/Natural-Gas-Prices-Could-Plunge-Below-1-Here.html
2016年3月6日日曜日
映画「ドラえもん 新・のび太の日本誕生」観ました!!
"ドラえもん 新・のび太の日本誕生"
3月5日から「ドラえもん 新・のび太の日本誕生」が公開されています。映画ドラえもんシリーズの最新作で通算36作品目、1989年に公開されシリーズ歴代1位となる動員数420万人を記録した「ドラえもん のび太の日本誕生」のリメイク版となります。昨日はWOWOWでも「STAND BY ME ドラえもん」が放送されていましたが、のび太がジャイアンに真っ向勝負を挑むシーンはドラ泣きしてしまいました。そんな余韻に浸りながら本日「ドラえもん 新・のび太の日本誕生」を観に行きました。
『家でも学校でもしかられてばかりいるのび太が家出を決意する一方で、ドラえもん、しずかちゃん、ジャイアン、スネ夫もそれぞれの理由で家出をする。行くところがなく途方に暮れた5人はタイムマシンで誰もいない7万年前の日本へと向かい、自分たちだけのパラダイスを作り上げる。たっぷり遊び、現代へと戻ったのび太たちは、なぜか現代で原始人のククルと出会い・・』というストーリー。
"7万年前の中国大陸の原始人が日本列島に移住した"という歴史認識を元に製作されていますが、内容的には面白かったと思います!!のび太達や空想動物との友情や勧善懲悪といった小さい子供でも楽しめます。
3月5日から「ドラえもん 新・のび太の日本誕生」が公開されています。映画ドラえもんシリーズの最新作で通算36作品目、1989年に公開されシリーズ歴代1位となる動員数420万人を記録した「ドラえもん のび太の日本誕生」のリメイク版となります。昨日はWOWOWでも「STAND BY ME ドラえもん」が放送されていましたが、のび太がジャイアンに真っ向勝負を挑むシーンはドラ泣きしてしまいました。そんな余韻に浸りながら本日「ドラえもん 新・のび太の日本誕生」を観に行きました。
『家でも学校でもしかられてばかりいるのび太が家出を決意する一方で、ドラえもん、しずかちゃん、ジャイアン、スネ夫もそれぞれの理由で家出をする。行くところがなく途方に暮れた5人はタイムマシンで誰もいない7万年前の日本へと向かい、自分たちだけのパラダイスを作り上げる。たっぷり遊び、現代へと戻ったのび太たちは、なぜか現代で原始人のククルと出会い・・』というストーリー。
"7万年前の中国大陸の原始人が日本列島に移住した"という歴史認識を元に製作されていますが、内容的には面白かったと思います!!のび太達や空想動物との友情や勧善懲悪といった小さい子供でも楽しめます。
ヨーロッパ旅行をするには今が最適!!
Now is a good time to book that European vacation - March 4, 2016
CNN Moneyからの紹介です。
ユーロはドイツ、フランス、イタリアといった欧州主要国で流通していますが、現在対ドルでは2年前の1ユーロ1.4ドルや2月時点の1ユーロ1.13ドルから大きく下落し、1ユーロ1.10ドル前後で取引されています。ECBが次回会合で事前予想の通り追加の緩和政策を取る事になれば、ユーロは更に下落すると考えられています。
ポンドもまた英国のEU離脱が現実味を帯びる中で対ドルで下落しています。今年だけで4%、昨年来では8%もその価値を落としていますが、6月23日に予定されている国民投票までこの下落トレンドは続きそうです。UBSでは国民投票までに対ドルで1ドル1.36ポンドを下回る水準に下落し、ゴールドマンサックスでは更に1.15ドルまでの下落を予想しています。
欧州通貨の下落は旅行者には朗報です。スターバックスラテは現在の3.8ドルから3.1ドルに、West Endのミュージカルチケットも155ドルから126ドルになります。ノルウェーやポーランドの通貨も同様で、ヨーロッパ旅行を計画している人には今は最適のタイミングと言えそうです。
⇒ http://money.cnn.com/2016/03/04/pf/europe-currency-vacation-pound-euro
CNN Moneyからの紹介です。
ユーロはドイツ、フランス、イタリアといった欧州主要国で流通していますが、現在対ドルでは2年前の1ユーロ1.4ドルや2月時点の1ユーロ1.13ドルから大きく下落し、1ユーロ1.10ドル前後で取引されています。ECBが次回会合で事前予想の通り追加の緩和政策を取る事になれば、ユーロは更に下落すると考えられています。
ポンドもまた英国のEU離脱が現実味を帯びる中で対ドルで下落しています。今年だけで4%、昨年来では8%もその価値を落としていますが、6月23日に予定されている国民投票までこの下落トレンドは続きそうです。UBSでは国民投票までに対ドルで1ドル1.36ポンドを下回る水準に下落し、ゴールドマンサックスでは更に1.15ドルまでの下落を予想しています。
欧州通貨の下落は旅行者には朗報です。スターバックスラテは現在の3.8ドルから3.1ドルに、West Endのミュージカルチケットも155ドルから126ドルになります。ノルウェーやポーランドの通貨も同様で、ヨーロッパ旅行を計画している人には今は最適のタイミングと言えそうです。
⇒ http://money.cnn.com/2016/03/04/pf/europe-currency-vacation-pound-euro
2016年3月5日土曜日
米・リグ数は歴史的な低水準に
U.S. Shale Rigs Nearing Record Low as Drillers Conserve Cash
March 5, 2016 — 5:26 AM JST
BloombergBuisinessからの紹介です。
・米国内のリグ数は8基減少し392基と2009年12月以来の低水準
・オクラホマ州では5基増加
世界的な供給過剰により、原油価格は2014年夏以来67%下落し、NYガス先物は10年前の1/10の価値となっており、シェール企業では労働者の解雇や支出抑制が行われています。リグ数は2014年9月のピーク時から75%減少しており、昨年8月から一貫して減少を続けています。稼働リグ数は489基で、1949年より統計が開始されていますが1999年の488基に並ぶ歴史的な低水準となっています。米国で原油掘削に使用するリグの稼働数は前週比8基減り392基となり、11週続けての減少となっています。
⇒http://www.bloomberg.com/news/articles/2016-03-04/u-s-oil-explorers-idle-drilling-rigs-by-8-to-392
先月発表された米国内の主要シェール企業7社の15年12月期決算も、最終損益は2015年12月期で約370億ドル(約4兆円)の赤字となっています。売上減少と多額の減損処理のため大幅に損益が悪化しており、今後更なるコスト削減と設備投資の抑制が進められる予定です。
March 5, 2016 — 5:26 AM JST
BloombergBuisinessからの紹介です。
・米国内のリグ数は8基減少し392基と2009年12月以来の低水準
・オクラホマ州では5基増加
世界的な供給過剰により、原油価格は2014年夏以来67%下落し、NYガス先物は10年前の1/10の価値となっており、シェール企業では労働者の解雇や支出抑制が行われています。リグ数は2014年9月のピーク時から75%減少しており、昨年8月から一貫して減少を続けています。稼働リグ数は489基で、1949年より統計が開始されていますが1999年の488基に並ぶ歴史的な低水準となっています。米国で原油掘削に使用するリグの稼働数は前週比8基減り392基となり、11週続けての減少となっています。
⇒http://www.bloomberg.com/news/articles/2016-03-04/u-s-oil-explorers-idle-drilling-rigs-by-8-to-392
先月発表された米国内の主要シェール企業7社の15年12月期決算も、最終損益は2015年12月期で約370億ドル(約4兆円)の赤字となっています。売上減少と多額の減損処理のため大幅に損益が悪化しており、今後更なるコスト削減と設備投資の抑制が進められる予定です。
米経済は1年以内に100%景気後退へ
Jim Rogers: There's a 100% Probability of a U.S. Recession Within a Year - March 4, 2016
BloombergBusinessからの紹介です。
ジム・ロジャース氏は著名な投資家ですが、BloombergTVとのインタビューで「米経済は1年以内に100%景気後退入りする」と予想しています。歴史的に好景気と不景気は4~7年サイクルで繰り返されており、今年はリーマンショックから8年目を迎えます。
ウォール街のエコノミストはその確率を33%と予想していますが、ロジャース氏の予想よりもずっと低い値となっています。ただ実際米国での給与税は頭打ちとなっています。その要因として、具体的な要素は挙げられませんでしたが、日中欧では景気停滞に陥っており、今後リスクオフの矛先として"ドル"に資金が向く事が予想されます。現在ロジャース氏はドルをロングしているそうですが、特にコモディティや米・製造業にとって強いドルはマイナスに作用すると考えられています。逆にこれまで資金の逃避先となっていた"円"については、今後も緩和政策が継続される見込みのため先月ポジションを解消したそうです。
⇒http://www.bloomberg.com/news/articles/2016-03-04/jim-rogers-there-s-a-100-probability-of-a-u-s-recession-within-a-year
BloombergBusinessからの紹介です。
ジム・ロジャース氏は著名な投資家ですが、BloombergTVとのインタビューで「米経済は1年以内に100%景気後退入りする」と予想しています。歴史的に好景気と不景気は4~7年サイクルで繰り返されており、今年はリーマンショックから8年目を迎えます。
ウォール街のエコノミストはその確率を33%と予想していますが、ロジャース氏の予想よりもずっと低い値となっています。ただ実際米国での給与税は頭打ちとなっています。その要因として、具体的な要素は挙げられませんでしたが、日中欧では景気停滞に陥っており、今後リスクオフの矛先として"ドル"に資金が向く事が予想されます。現在ロジャース氏はドルをロングしているそうですが、特にコモディティや米・製造業にとって強いドルはマイナスに作用すると考えられています。逆にこれまで資金の逃避先となっていた"円"については、今後も緩和政策が継続される見込みのため先月ポジションを解消したそうです。
⇒http://www.bloomberg.com/news/articles/2016-03-04/jim-rogers-there-s-a-100-probability-of-a-u-s-recession-within-a-year
米・2月雇用統計が発表されました
Still strong: U.S. economy adds 242,000 jobs
CNN Moneyからのご紹介です。
本日の22:30に米・2月雇用統計が発表になりました。非農業部門雇用者数は+24.2万人と、市場予想の+19.0万人や1月の+17.2万人から大幅な改善となりました。失業率も2008年2月以来の4.9%と"完全雇用"と言える状態になります。「米国経済が今年リセッション入りするのでは」という懸念を払拭する良好な結果でした。
しかし平均時給は前月比で-0.1%と市場予想に比べてマイナスとなり、また賃金上昇は前年比で+2.2%と、過去数ヶ月の+2.5%やFRBが期待する+3.5%を大きく下回る結果となりました。
中国やインド、欧州、ラテンアメリカの国々では低成長に喘いでいます。ただ労働市場の改善は、米国が世界的な景気低迷を跳ね返す力がある事を示しています。
⇒http://money.cnn.com/2016/03/04/news/economy/us-economy-february-jobs/index.html?iid=hp-toplead-dom
CNN Moneyからのご紹介です。
本日の22:30に米・2月雇用統計が発表になりました。非農業部門雇用者数は+24.2万人と、市場予想の+19.0万人や1月の+17.2万人から大幅な改善となりました。失業率も2008年2月以来の4.9%と"完全雇用"と言える状態になります。「米国経済が今年リセッション入りするのでは」という懸念を払拭する良好な結果でした。
しかし平均時給は前月比で-0.1%と市場予想に比べてマイナスとなり、また賃金上昇は前年比で+2.2%と、過去数ヶ月の+2.5%やFRBが期待する+3.5%を大きく下回る結果となりました。
中国やインド、欧州、ラテンアメリカの国々では低成長に喘いでいます。ただ労働市場の改善は、米国が世界的な景気低迷を跳ね返す力がある事を示しています。
⇒http://money.cnn.com/2016/03/04/news/economy/us-economy-february-jobs/index.html?iid=hp-toplead-dom
2016年3月2日水曜日
米国の原油生産量は43年振りの高水準
Sorry, OPEC: U.S. oil production at 43-year high
CNN Moneyからのご紹介です。
原油価格の低迷が続いていますが、先日発表された2015年の米・原油生産量は9.43百万バレル/日と43年振りの高水準となっています。
OPECでは2014年11月から米国のシェール企業に対抗するため増産が図られています。しかし、原油価格の大幅な下落にも関わず、それを補う技術革新によりシェール企業の生産性と効率は向上し、またコストカットやリストラによってより筋肉質な企業体質にも変化している事から、今のところ当初のOPECの目論見通りには運んでいない模様です。
ただ実際2015年の米国内の石油・天然ガス企業の倒産は前年比3倍以上(14社⇒67社)に増え、また原油の生産量も2015年12月はピーク時の2015年4月から4.5%減少しています。2016年の生産量は8.50~9.00百万バレル/日程度にまで減少すると予測されており、現在の原油価格に水準は底値に近いと考えられています。
⇒http://money.cnn.com/2016/03/01/investing/us-oil-production-near-record-opec/index.html
CNN Moneyからのご紹介です。
原油価格の低迷が続いていますが、先日発表された2015年の米・原油生産量は9.43百万バレル/日と43年振りの高水準となっています。
OPECでは2014年11月から米国のシェール企業に対抗するため増産が図られています。しかし、原油価格の大幅な下落にも関わず、それを補う技術革新によりシェール企業の生産性と効率は向上し、またコストカットやリストラによってより筋肉質な企業体質にも変化している事から、今のところ当初のOPECの目論見通りには運んでいない模様です。
ただ実際2015年の米国内の石油・天然ガス企業の倒産は前年比3倍以上(14社⇒67社)に増え、また原油の生産量も2015年12月はピーク時の2015年4月から4.5%減少しています。2016年の生産量は8.50~9.00百万バレル/日程度にまで減少すると予測されており、現在の原油価格に水準は底値に近いと考えられています。
⇒http://money.cnn.com/2016/03/01/investing/us-oil-production-near-record-opec/index.html
2016年3月1日火曜日
オイル・クラッシュは終わったか
Is the oil crash over? Prices soar 30% in 11 days
CNN Moneyからのご紹介です。
本日のWTI原油先物は$34/bblで取引されており、2月11日に13年振りとなる$26.05/bblを付けてから11日で30%近く上昇した事になります。現状米国の原油生産量の減少は世界的な過剰在庫を和らげるには不十分ですが、2月17日には原油生産量の維持案について協議される等、原油価格の底打ちへ希望も見えつつあります。
実際にはイランはこの維持案を"joke"と一蹴しており、今後の増産を計画しています。また現在の産油国の原油生産量はその能力の限界近くに達しており、仮に維持案がまとまってもマーケットバランスにはほとんど影響が無いと考えられています。しかし、今回の維持案が今後の相互信頼を築くための"リトマス紙"の役割を果たす事で、更なる原油価格の維持・上昇に向けた協調体制が整えられるとの観測も浮上しています。
原油在庫は増え続けており先週時点で508百万バレルと膨大な量となっていますが、原油安により米国のリグ数は10週続けて減少し、今年だけで25%も少なくなりました。それにより米・原油生産量は2015年のピーク時から4.5%減少して現在は9.26百万bbl/日となっています。ただしもし原油価格が上昇すれば生産量を増やす事が予測されますので(仮に40~50ドルでも)、例えば$80/bblといった価格まで上昇する事は無いと考えられています。
⇒http://money.cnn.com/2016/02/29/investing/oil-prices-surge-opec/index.html
CNN Moneyからのご紹介です。
本日のWTI原油先物は$34/bblで取引されており、2月11日に13年振りとなる$26.05/bblを付けてから11日で30%近く上昇した事になります。現状米国の原油生産量の減少は世界的な過剰在庫を和らげるには不十分ですが、2月17日には原油生産量の維持案について協議される等、原油価格の底打ちへ希望も見えつつあります。
実際にはイランはこの維持案を"joke"と一蹴しており、今後の増産を計画しています。また現在の産油国の原油生産量はその能力の限界近くに達しており、仮に維持案がまとまってもマーケットバランスにはほとんど影響が無いと考えられています。しかし、今回の維持案が今後の相互信頼を築くための"リトマス紙"の役割を果たす事で、更なる原油価格の維持・上昇に向けた協調体制が整えられるとの観測も浮上しています。
原油在庫は増え続けており先週時点で508百万バレルと膨大な量となっていますが、原油安により米国のリグ数は10週続けて減少し、今年だけで25%も少なくなりました。それにより米・原油生産量は2015年のピーク時から4.5%減少して現在は9.26百万bbl/日となっています。ただしもし原油価格が上昇すれば生産量を増やす事が予測されますので(仮に40~50ドルでも)、例えば$80/bblといった価格まで上昇する事は無いと考えられています。
⇒http://money.cnn.com/2016/02/29/investing/oil-prices-surge-opec/index.html
スマホアプリ"1秒で思い出す瞬間英単語"
Yahoo!ニュースで"1秒で思い出す瞬間英単語"というスマホアプリが紹介されていましたのでダウンロードしてみました!
アプリの説明には「英単語の正しい意味を1.5秒以内にタッチしなければならないので、TOEICで高得点を出すために必要な瞬発力を訓練することが可能」と書かれていました。確かに同じ問題を繰り返し解くので瞬発力は鍛えられるかも。
ただ瞬発力を求めるならもっと意味が固定されている単語を取り入れた方が良いような。あと問題も選択肢も同じなので、何回かやると単語学習というよりかは早押しクイズしてる感覚に。じっくり例題とか見ながら覚えた方が記憶にも残るような気もします。。
アプリの説明には「英単語の正しい意味を1.5秒以内にタッチしなければならないので、TOEICで高得点を出すために必要な瞬発力を訓練することが可能」と書かれていました。確かに同じ問題を繰り返し解くので瞬発力は鍛えられるかも。
ただ瞬発力を求めるならもっと意味が固定されている単語を取り入れた方が良いような。あと問題も選択肢も同じなので、何回かやると単語学習というよりかは早押しクイズしてる感覚に。じっくり例題とか見ながら覚えた方が記憶にも残るような気もします。。
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