本日中国の2月貿易収支が発表され、結果は市場予想を下回る325.9億ドルの黒字となりました。輸出入とも減少傾向が続いていますが、特に輸出は前年比20.6%減の1260億ドルと2009年5月以降で最大の落ち込みとなり、先月比でも6.6%減と急速に減速しています。これを受けて市場では中国の景気減速懸念が高まり、投資家の間でリスクオフ姿勢が強まっています。
この急激な輸出の落ち込みは、中国製品が輸出競争力を失ったからと言うよりも、世界的な需要の減少が最大の原因と考えられています。ただ輸出は旧正月の影響も受けるので、一概に今回の結果だけで判断する事は出来ません。
旧正月は中国で最大の年休で、会社も休みとなり人々は実家に帰り家族や友人と過ごします。昨年はこの旧正月が例年になく2月の遅くにずれ込みました。そのため休暇前に注文を捌くための"駆け込み需要"が2月に発生したため輸出を押し上げ、今回の数値に影響した面もあります。
上海総合指数は年初の下落幅を埋め、0.1%上回る水準にあります。
⇒http://money.cnn.com/2016/03/08/news/economy/china-february-trade-slump/index.html?iid=hp-toplead-intl
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