2016年3月15日火曜日

原油価格が大幅下落!!回復の見込みは・・

What oil freeze? Saudi Arabia and Russia pump more - March 14, 2016


今週に入り原油価格の下落が続いています。WTI原油先物は現在1バレル36ドル台前半での取引となっており、前日比で1ドル前後のマイナスとなっています。これは2月のロシアとサウジアラビアの原油生産量が増加したためですが、両国は先月条件付きで原油生産量を1月の水準で維持する事で合意しています。その条件はいくつもありますが、最も重要な事項は「他の産油国の合意」です。

特に制裁を解除されこれから原油増産に動き出そうとしているイランが合意に至る可能性は低く、同国のザンギャネ石油相からは"a joke"と一蹴され、逆に増産する意向を示しています。週末も「原油生産量が400万バレル/日に達しない限り、増産凍結に参加しない」と述べており、これは2月時点より60万バレル/日以上も多い量となります。同様にロシアの生産量も2月は過去最高となる1108万バレル/日、サウジアラビアは1014万バレル/日となりました。

しかし、イラン・ロシア・サウジアラジアの3カ国による増産にも関わらず、2月の世界原油生産量は9570万バレル/日へと21万バレル/日減少しました。OPEC加盟国の中でもイラクは10月以降で最低となる420万バレル/日、ナイジェリアやUAEでも生産量は前月比で減少となりました。

アナリストによると、世界的に原油は供給過剰状態にあり、この"ダブつき"は2016年中続くと予想されています。OPECは世界の原油需要は2015年の92.98万バレル/日から2016年には94.23万バレル/日に拡大すると見込んでいます。

世界の原油市場は過去2年で大きく動いており、価格も1バレル100ドル以上で取引されていた2014年から2月には26ドルまで大幅に下落しました。そのため高コストのリグでの生産中止や支出の抑制、開発プロジェクトの見直しを迫られており、米国での稼働中のガス・石油リグ数はここ70年で最低の水準へと落ち込んでいます。2016年の非OPEC国での原油生産量は70万バレル/日程の減少が見込まれており、今後のキャッシュフローの減少が予想される中で、メーカーは持続的な原油価格の回復が見られるまでは規模の大きな新しい開発プロジェクトは延期されると考えられています。

http://money.cnn.com/2016/03/14/news/oil-prices-opec-saudi-arabia-russia/index.html

0 件のコメント:

コメントを投稿