米・オクラホマ州は今世界で最も地震が発生している地域の1つです。2007年には震度3以上の地震は1度起こっただけでしたが、2015年は907回へと急増しており、断層近くの地価が下落するなど経済的な影響も広がっています。
原因としてシェール採掘が考えられています。シェール採掘で1バレルの石油を抽出する際、同時に12~50バレルの水も汲み出しています。余分となった大量の廃水は再度石油の含まれていない地層に戻されますが、その際排水が岩盤の間を広がり、固定されているはずの古代の断層を動かしているため地震を誘発していると考えられています。
しかしオクラホマ州の経済はエネルギーへの依存度が大きく、雇用の20%が石油・ガス産業で、GDPの10%を担っています。近年の掘削技術の進歩により、2010年から石油生産量は2倍になり、ガス生産量も50%程上昇しました。そのため州当局者もこれまでは積極的な抑制策を取る事が出来ませんでしたが、今月7日には"廃水の注入量を2014年の60パーセントに制限する"という対策も取られています。
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