Investors are still betting big on gold. What do they know that you don't? - March 25, 2016
金は安定資産と見なされており、ドルの代替商品としても性格も持ち合わせています。そのため金価格は米ドルやリスク商品とは逆相関の関係にあり、一般的にはリスク回避で株安や円高が進むような場面で金価格は上昇します。ところが、最近株式市場が立ち直りを見せる中でも今後の金価格上昇を見込む投資家が増えています。
バンクオブアメリカ・メリルリンチによると、過去11週で134億ドルもの資金が金市場に流れ込込み、これ程資金流入が続くのは2009年の金融危機以降で初めてとなります。この事は多くの投資家が、NYダウは2月11日の安値から2,000ドル近く上昇する等株式市場が落ち着き、また原油価格もリバウンドを見せる中でも、金価格の上昇を見込んでいる事を示唆しています。これは"将来の不確実性"や"予期せぬ事態"を懸念した動きであると、バークレイズのKevin Norrish氏はレポートしています。
その投資家が懸念する"予期せぬ事態"とは、まず今年後半にも訪れるFRBによる米ドル・利上げによるボラティリティの増大と、日欧で導入されているマイナス金利の影響が予測出来ない点です。そしてもう1つ金価格を押し上げる要因が"スタグフレーション"です。スタグフレーションとは不況であるにも関わらず物価が上がり続ける状態で、石油危機により1970年代のアメリカで起っています。
スタグフレーションはまだ差し迫ったリスクとは考えられていませんが、徐々にその危険性は高まっています。スタグフレーションの間は低成長と株価低迷、原油や金といたコモディティの上昇が見込まれます。Capital Economicsのアナリストによると、金価格は年内現在よりも10%高い1オンス1,350ドルに達するとレポートしています。
⇒http://money.cnn.com/2016/03/25/investing/gold-buying-like-2009-financial-crisis/index.html?iid=hp-toplead-intl
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